依田宣夫の一言コラム

                                          第91回から第100回    

 

 

 

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第100回

   ビジネスパーソンと複式簿記   

第99回

 簿記3級はビジネスパーソンの常識  

第98回

        最近の生活情報

第97回

ワークライフバランスを考える時代

第96回

  電子マネーと家庭簿記 

第95回

  生活防衛を考えるその2      

第94回

   生活防衛を考える

 第93回

   お父さんのおこづかいと家庭経営

 第92回 

家庭簿記を利用した家庭決算書の作成手順    

 第91回

「家庭決算書」のソフトを、初めてダウンロードされた方へ

     第100回 ビジネスパーソンと複式簿記

   

現在、ビジネスパーソンの95%以上の人が、複式簿記の知識を持たないで、ビジネスに携わっていると言われています。

また、会社は、日々、市場において戦っています。そして、この戦いに勝つために、会社は、競争相手の売上や製品などの情報、業界の情報などを常に入手し、市場の状況を分析しています。また、会社の内部に対しては、原価計算や決算書によって会社の経営成績、各事業部の営業成績、工場の製造コストなどの情報や分析資料を作成し、コスト削減に努めています。

ビジネスパーソンであるあなたは、これらの情報や分析資料を会社の会議などで、読んだり、使ったりしていることと思います。そして、簿記の知識を持って、会計的センスをを身に付けていると、このような資料を基に、容易に会社の経営分析や情報分析などができます。

たとえば、会社の決算書の借入金が、前期に比較して1000増加した理由を複式簿記の考え方によって、次のように分析してみます。(拙著:複式簿記が分かる「イブと花子の簿記物語」P.131より)

前年度の貸借対照表

        貸借対照表

         01年3月31日現在

資産の部

負債・純資産の部

・・・

負債

 借入金   500

 ・・・

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   今年度の貸借対照表

          貸借対照表

        02年3月31日現在

資産の部

負債・純資産の部

・・・

負債

 借入金  1500

 ・・・

 

貸借対照表を見ると、前年度に比較して、今年度の借入金の残高は1000増加しています。この増加した理由を考える場合、複式簿記の考え方を使ったイメージ仕訳を利用すると、次のようになります。

   イメージ仕訳

ホップ

ステップ

ジャンプ

科目付け

(得意科目)

増減付け

左右付け

相手科目 1000

◎借入金  1000

  

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この場合、借入金の増加の仕訳は、借入金を右側に書けば

よいので

    相手科目 1000 / 借入金  1000

となります。

     「相手科目」を想定すると、通常、普通預金(又は当座

預金)が考えられます。

     したがって、相手科目が普通預金なら、前期末より普

通預金の残高が1000増加しているはずです。

    もし、普通預金の残高が100しか増加していないと

したら、普通預金は900減少したことになります。 

この普通預金の減少の相手科目が何であるのかを、

    貸借対照表と損益計算書の数字をみて判断をするので

す。たとえば、建物の金額が増加していた場合には、

会社は設備投資をしたのかとか、投資有価証券の金額

が増加していた場合には、子会社などの株式を取得し

たなどということが判断できます。そして、なぜ会社

がそのようなことをしたのか、その理由を知るために、

会社が発行している有価証券報告書や会社のホームペ

ージを読むことによってその内容を確認するのです。   

    このように複式簿記の考え方を使うことによって、

    会社の行為を推定したり、会社の将来性について

   新しい見方をしたりすることが、可能になるのです。

 

 

 

 

     第99回 簿記3級はビジネスパーソンの常識 

 

9月も残すところ後わずかになりました。3月期決算の会社は、4月1日から9月30日まで(上期)の6ヶ月間の中間決算を迎えます。この半年間の決算書(財務諸表)をベースにして会社は下期(10月1日から3月31日)の経営計画を立てます。

この決算書は、複式簿記に基づいて作られていますが、簿記を勉強する一番のメリットは、会社の状態を数字で判断できるということです。

売上に対して無駄な販売費などの出費がないのか、人件費は妥当なのか等いろいろな視点から経営というものを見ることが出来ます。
黒字倒産という言葉もあるように、利益が出ているからといって会社が安全だとは限りませんし、手持ち現金があったとしても、必ずしも儲かっているとは限りません。

簿記は会社の日常業務を客観的に示してくれますし、理論的にも補助してくれます。

このような中、会社で簿記の勉強をしているビジネスパーソンの方もいらっしゃることと思いますが、簿記検定試験の3級ならちょっとできるビジネスマンの一般常識だといわれていますし複式簿記3級レベルの知識を持てば、将来、あらゆる場面で役にたつはずです。

また、あなたが複式簿記の知識を持っていたとすると、会社がどのように動いているのかがわかるようになると思います。

会社がどのように動いているか、わかったら、なんとなくやっている仕事もやりがいが出てきそうです。

 複式簿記がわかっていると、たとえば、あなたが営業マンだとした場合、得意先を回り自社の商品の販売に外出したとします。会社を一歩出て得意先まで、会社の車を使用したとすると、ガソリン代は車両関係費、車の減耗は減価償却費、商品の注文が取れたとき注文請書を書きますが、その用紙は消耗品費と、あなたの行為はすべて簿記と関係していることが理解できるはずです。

 そして、得意先から注文がとれ、商品を納品して納品書を発行し、売上伝票で売上を計上したので、OKかというと、そうではありません。売上代金の回収方法が、その場で現金の場合は、現金売上、月末締めの翌月末払いの場合には、売掛金売上になります。これらの処理もすべて簿記と関係しているわけです。

このように、ビジネスパーソンとして行動していることのすべてが、簿記と関係しているのです。

複式簿記の基本的な考え方が分かっていれば、何故このような処理をするのか、また、正しい処理はどうすればよいのか、判断することができます。

 ビジネスパーソンとして行動したことのすべては、会社の決算で、一年間の会社の事業報告書として、決算書(報告書)を作成して、利害関係者の人たちに開示しなければいけません。

この報告書(決算書)を作るためのツールとして、複式簿記が利用されています。この複式簿記の目的は、「事実から報告書を作る」ことにあります。

また、この報告書(決算書)を会社では、財務諸表といい、貸借対照表と損益計算書から構成されています。(キャッシュフロー計算書を含めることもある)

この貸借対照表の項目(資産、負債、資本)の増減と損益計算書の項目(収益、費用)の発生、消滅について記録、集計する記帳システムが複式簿記なのです。

複式簿記によって作成された貸借対照表は、企業の財政状態を示し、損益計算書は、企業の1年間の経営成績を示すものです。

このように見てくると、複式簿記の知識は、会社に関係している人の「基本」であり、また、「常識」であると言えます。

もし、複式簿記を勉強したことがないとか、良く理解できていないと言う人がいらしたら、是非、複式簿記3級レベルの知識を身につけてください。

また、今回、ビジネスパーソンとして、複式簿記3級レベルの基本的な考え方を理解してもらいたいと思い、<ビジネスパーソンの常識・複式簿記がわかる「イブと花子」の簿記物語>と言う本を出版しました。

この本は、第1部「イブと花子」の簿記物語では、複式簿記のイロハも知らない花子さんが、公認会計士イブさんの指導で、複式簿記を利用して決算書ができるまでを理解していく過程を対話形式の物語でまとめました。お店を経営している太郎さんの奥さんの花子さんと公認会計士のイブさんの会話を通して物語が展開していきます。決算書について、絶対知っておかなければいけないことを、ストーリーにしてやさしく解説しています。

また、第一部は拙著:「複式簿記」で「あなた」が変わる―仕事が変わる・家庭が変わるーの第2部を抜粋したものです。

2部の厳選・仕訳の練習問題は、複式簿記3級レベルの練習問題です。この問題が解ければ、簿記3級検定試験の問題も解けるようになる事と思います。

(参考)のイメージ仕訳を使った経営分析は、会社の決算書を見て経営分析する方法として、従来の方法とは異なり、期間比較をして、仕訳を推定するという方法を解説しています。その推定をベースに有価証券報告書などを読むと、会社の実情がより理解する事が出来るようになると思います。

ビジネスパーソンとして、複式簿記3級レベルの知識を常識として身につけたいと思われる方は、是非、この本を参考にしてみてください。

 

 

            第98回 最近の生活情報

 

  厳しい経済事情の中、家庭生活の節約方法を消費者側だけでなく、売る側からその方法を工夫して、消費者に提供するとか、若者の消費状況の変化などいろいろな動きがあります。次にその実情を見ていきましょう。

 その1 これまでのレンタカー1回分の料金で2回利用できるレンタカー店が登場

いままで、車を持っていない人が、車を利用するときには、主に大手レンタカー会社を利用してきました。また、自家用車を保有していた人が、生活のコスト削減のために、やむを得ず車を手放して、必要なときに、主に大手レンタカー会社を利用してきまた。しかし、最近、大手レンタカー会社に比べ、半額程度の料金で利用できる格安のレンタカー店が登場しました。車は、中古車だけど、メンテナンスもしっかりしていて、これまでのレンタカー1回分の料金で2回利用できるので、家庭生活の節約に大いに役立ちます。

これらの会社は、中古車を使用したり、ガソリンスタンドなどと兼業することで人件費や土地賃貸料といったコストを抑えたりして低価格を実現させているそうです。また、レンタル台数も好調で、店舗数も急速に増えているようです。

このように、車の利用方法も家庭の実情に合わせて、工夫することが必要です。

  その2 生活防衛の動きを強めている個人マネー

   日銀によると、5月末の個人の定期預金残高(国内銀行)は195兆円と前年同月比4.9%増加しました。一方、主に生活費に充てられる普通預金はここ数年、160兆円前後の横ばいが続いているようです。貯蓄志向を示す定期預金の伸びが顕著なのは、雇用や賃金への先行き不安から、個人が元本割れリスクのない預金などの安全資産を積み上げているためです。ハイリスク・ハイリターンの投資信託などへの資産運用から安定した資産運用へとシフトしている結果です。このように、個人マネーが生活防衛の動きを強めているといえます。この結果、市場での資金の流通は 減少し、消費が停滞してしまうため、スーパーやデパートなどでは、商品の価格を下げることによって、売り上げ確保をしようとします。新聞広告やチラシなどを見るとわかりますが、今年、百貨店や専門店などでは夏のセールを6月から開始したところが多くでています。暑さが厳しくなる夏本番に、お店側もお客様に来店していただこうとあの手この手で、引き続きお買い得商品を揃えることでしょう。このような時には、家庭決算書を利用して、自分たちの家庭生活にとって、合理的な消費を心掛けることが大切なときだといえます。

 その3 家庭内の不用品を引き取る下取りセールの広がり

家庭内の不用品を引き取り、割引券などと交換する下取りセールが広がっています。下取りセールは、百貨店や専門店などで、衣料品から台所用品、眼鏡など対象商品も多様化しています。これは、まず消費者に「家庭内在庫」を吐き出してもらい、新たな購買意欲を刺激することを意図したものです。消費者のエコ意識もくすぐるため、景気低迷下でも消費者には好評なので、今後も実施するところが増えるようです。

たとえば、そごうと西武百貨店は全国の25店で、フライパンややかんなどの調理器具の下取りを始め、1点につき、インテリア売り場で使える1050円の割引券と交換するそうです。ただし、期間が限定されている場合があるので問い合わせをするなど、注意が必要です。

また、持ち込まれた商品はリサイクルや途上国などへの寄付に回り、たとえば、集めた調理器具はザンビアへ送るほか、傷んでいるものは専門業者が溶解し、金属製品の原料に再生するなどしているようです。

その4 20代の若者の海外旅行

 JTBが法務省の出入国管理統計などをもとに観光、出張などで海外へ出かけた人数の推移をまとめたところ、20代の海外旅行者数が98年には414万人だったが、08年は262万人と40%近く減少したことが分かったそうだ。特に20代女性の98年の海外旅行者数は261万人と、男女・年代別で最も多かったが、08年は160万人に激減したということです。その原因の主な理由としては、安定した職に就けない若者が増える一方、正社員も収入や休暇が減っているからだと言われています。

また、1回の旅行日数は1〜4日が最も多く、旅行費用は1人1回平均25.9万円ほどになっているとのことです。そして、行き先も韓国、中国がハワイや米本土を大きく上回り、「安・近・短」志向になっているようです。

もし、若者達が、家庭決算書を利用してお金の使い方を考えているとすれば、借り入れをしたり、ローンを組んだりして海外旅行をするようなお金の使い方をしないで、自分たちの生活レベルにあったお金の使い方、つまり合理的なお金の使い方を考えるようになったともいえます。そして、自分たちの目的を明確にして、そのための貯蓄やお金の運用を考えることが大切な時代なのです。

その5 いざというときの法律の知識を持つ

やむをえず借金の返済に行き詰まった人が、住まいを失って生活再建ができなくなるのを防ぎ、債務者の返済負担の圧縮と返済計画の立案とを支援するために、01年、民事再生法の改正で設けられた個人民事再生という制度があります。その目的は、個人債務者とその債権者との間の民事上の権利関係を適切に調整し、もって当該債務者の経済生活の再生を図ることにある(同法1条)とされています。個人再生には小規模個人再生と給与所得者等再生との2種類があります。

個人民事再生は自己破産等のほかの手続きに比べて一番手間がかかるので、弁護士・司法書士への費用が高くかかります。そして、この手続きは、裁判所に申立をしてから再生計画の認可決定が確定することによってすべての手続きが終了します。

このように、現在いろいろな法律が設けられていますので、自己破産などとすぐに結論を出さずに、現状を把握し、弁護士等に相談するこことも必要です。

 

 

 

 第97回 ワークライフバランスを考える時代

 

今や、男性も仕事と生活を両立させるワークライフバランスについて、考える時代になりました。内閣府の「男女共同参画社会に関する世論調査」(19年)でも、主に30代、40代の男性が、ワークライフバランスの実現を希望しているという調査結果が出ています。

父親の家庭参加は、例えば、外出先からそのまま夕方早い時間に帰宅したり、在宅勤務をしたりできれば、平日でも子供と夕食や入浴をともにし、食後はゲームなどたっぷり子供との時間を過ごすなど生活面を充実させることが可能になります。まさに、家庭での「父親不在」から「父親の家庭参加」へと時代は変化してきていると言えます。

現在、30代、40代の子育て世代の男性の勤務時間は、他の世代よりも長時間勤務の傾向が高く、「父親不在」につながりやすい状況にあります。このような中で、仕事とバランスをはかりながら、子育てなどの家庭生活を楽しむための知恵が必要な時代を迎えたと言えるでしょう。

男性の家庭参加は、子供とのコミュニケーションだけではありません。

いままで、男性は、家庭の大黒柱として、会社で働いて、給料を得ることで家庭参加をしてきました。そして、給料を妻に渡して、家庭におけるお金の管理は妻の仕事、女性の仕事だと考えてきました。

一方、自分は、毎月妻からもらうおこづかいを、いかに節約し、飲み代を作るかに苦労し、さらにこの不況の中で、生活が苦しいといって、妻からおこづかいを減額されて悩んでいるのが現状ではないでしょうか。

例えば、給料の総額が25万円、所得税25000円、社会保険料15000円、とすると手取り21万円になります。このうちご主人のお小遣いが3万円だとします。

これらのことを、家庭簿記で仕訳をすると、次のようになります。(「家庭簿記入門」(拙著)参照)

  左 方(ひだりかた)     右 方(みぎかた)

    普通預金 250000円 / 給料収入 250000円

     所得税    25000円  /    普通預金  25000円

    社会保険料 15000円    /     普通預金   15000円

     お小遣い  30000円  /   普通預金 30000円

       

  つぎに、これを消費損益計算書に表すと、次のようになります。

     消費損益計算書

収 入

給料収入  250000円

消 費

 所得税   25000円

社会保険料  15000円

お小遣い   30000円

当期消費損益 180000円

    ご主人は、自分自身の生活状況についてまったく知識を持つ必要がないと思って、毎月妻からもらうおこづかい30000円を、いかに節約するかに苦労しているのが現状ではないでしょうか。

一方、奥様は、家庭の消費損益がどのようになっているのかを見て、家庭全体の見地から、いかに家庭を健全なものにしていくか、残された180000円をいかに工夫して生活しようかと家庭の経営者の立場で考えているのではないでしょうか。

ここで考えなければいけないのは、ご主人は、家庭の経営者として、自分自身がもらっているおこづかいが、なぜ3万円なのかということであって、3万円のこづかいをいかに工夫して使うかではないということです。家庭の経営者は、家庭全体の管理をする人です。家庭全体の管理者なら、おこづかい3万円が家庭全体にとって妥当な金額であるのか否かを検討するのが仕事であるはずです。つまり、おこづかい3万円をもらって、それをいかに使うかを考えるのは子供と同じで、家庭の経営者ではありません。

家庭の経営者は、家庭の財産がどのようになっているのか、家庭の消費損益がどのようになっているのかを見て、家庭全体の見地から、いかに家庭を健全なものにしていくかを判断し実行することが仕事なのです。

私たちを取り巻く環境が激しく変化している現状において、仕事と同様に、家庭の経営者として、お金をコントロールし、バランスの取れた生活を作ることを、考えるときが来ているのではないでしょうか。

 

 

        第96回 電子マネーと家庭簿記

 

      電子マネーは、電車、バスやコンビニなど、今や日常生活にすっかり定着し、多くの人に利用されています。そして、エディ、パスモ、スイカなどの電子マネーの発行枚数は、すでに1億枚を超えていると言われています。   

      また、その利用場所も、コンビニ、スーパー、駅ナカ店舗、自動販売機、ドラッグストア、ファストフード店、書店、タクシー、百貨店、カフェ、カジュアル衣料品、映画館など、いろいろな場所で利用できるようになりました。

     この電子マネーは、貨幣の価値をデジタルデータで表したもののことで、店頭での買物やインターネット経由のショッピングの代金決済をする場合に、使われています。また、電子マネーには、エディやスイカなどカードにICチップを埋め込み、そのICチップに貨幣価値の情報を記録させる「ICカード型」と、ミリセントなど貨幣価値の情報をパソコンのソフトウェアに記録させる「ネットワーク型」の大きく2種類の方式があります。

     電子マネーの決済方法は、あらかじめ入金しておく「プリペイド型」と言われるものと、クレジット機能を持つ「ポストペイ型」と言われるものの2通りの方法があります。

     また、電子マネーを使うと現金や紙幣、クレジットカードを使わずに、代金の決済ができるので、現金と同じように考えられていますが、現金との違いは、次のような点にあります。    

        現金ならどんなものの支払いにも利用できますが、電子マネーの場合は発行した事業者か、そのサービスの加盟店でないと買い物ができません。また、現金の場合は、支払い金額の残金(おつり)は、自由に使うことができますが、電子マネーの場合は、マネーチャージした電子マネーの残高を自由に払い戻すことはできません。

     このような理由から、電子マネーを現金と同じように考えることはできません。また、普通預金のように利息が付かないので、預金とも異なります。そこで、家庭簿記ではプリペイド型の電子マネーを、「その他資産」として扱い、その他資産の中に「電子マネー」という科目を作って処理することにします。 

     たとえば、電子マネーに現金5000円をチャージした  とします。

     この場合、電子マネーが5000円増加し、現金が5000円減少したことになるので、仕訳は次のようになります。

        左 方                右 方

   (その他資産)電子マネー5000円 / 現金 5000円

     この電子マネーを使って、電車賃350円を支払ったとします。この場合の仕訳は、次のようになります。

          左 方          右 方

     交通費350円 / (その他資産)電子マネー350円

       つぎに、クレジット機能を持つ「ポストペイ型」の電子マネーの場合には、その他負債に電子マネーという科目を作って処理をします。 

       たとえば、 コンビニで105円のジュースを購入したときの仕訳は、次のようになります。

          左 方          右 方

     食料費105円 / (その他負債)電子マネー105円 

        翌月に決済されて、普通預金から引き落とされた場合の仕訳は、次のようになります。

        左 方                右 方

   (その他負債)電子マネー105円 / 普通預金 105円

      

     このように、電子マネーごとに、たとえば、スイカ、パスモなど利用している電子マネーごとに科目設定をして、仕訳をして管理していくことが、家庭経営に役に立つことになるでしょう。

 

 

 

    第95回 生活防衛を考えるその2

 

   マイホームの住宅ローンのボーナス払い返済をしている人にとって、夏のボーナスシーズンを迎え、ボーナスが不況により大幅に落ち込むことによる家庭財政への打撃が深刻化しそうです。さらに、各種手当もカットされ、残業代も激減し、家庭経営への影響は大きいものと予想されます。また、住民税などの地方税は去年の所得を基礎にして課税されてきますので、今年の収入が減少した場合にはその影響はもっと大きなものとなります。

このような状況の下で、ようやく手に入れたマイホームを住宅ローンの返済ができなくなったために、手放さざるをえない人が増加していると言われています。自宅が任意売却とか競売にかけられても、住宅ローンを完済できずに借入金だけが残ってしまったと言うケースも生じているようです。

     例えば、住宅ローンを3000万円借り入れ、30年間で返済する契約を組んでいる(元利均等、年利3・5%)会社員のAさん(39)の場合、住宅ローンの月払いの金額が10万円、ボーナス時の返済金額が19万円だとすると、ボーナス時の返済負担額は29万円になります。

     Aさんは、妻と小学生の娘の3人暮らし。00年に3700万円で2LDKのマンションを購入し、当時の給料は月50万円を超え、余裕があったが、勤務先の建築会社の業績悪化で給料は月30万円台になってしまい、ボーナスはゼロになってしまいました。 

    Aさんの家庭状況を家庭決算書で分析して見ましょう。

     マンション購入時のAさんの家庭決算書

              財産対照表

資産

負 債

預金    300

マンション3700

住宅ローン 3000

正味財産

留保財産  1000

合計   4000

合計    4000

             (預金を300万円とする)

         月次の消費損益計算書

          給 料    50

          生活費    30

          ローン利息   8

     当期消費損益  12
    

(ローン利息3000万円×3.5%÷12=8.75)

・給料が30万円になった場合  

 月次の消費損益計算書

          給 料    30

          生活費    30

          ローン利息   8

      当期消費損益  −8

 この場合、預金が毎月8万円と元金の2万円の合計10万円、一年間では124万円(ボーナス2回分含む)減少することになります。

        一方、住宅ローンの返済は月10万円(元金2万円、利息8万円)なので、ローン残高は年間に24万円+4万円(ボーナス2回分)=28万円しか減少しません。

       したがって、給料が30万円になった場合、一年後の財産対照表は、次のようになります。

 

              財産対照表

資産

負 債

預金    176

マンション3700

住宅ローン 2972

     正味財産

留保財産  1000

当期消費損益 −96

合計   3876

合計    3876

 

このように、Aさんの家庭の資金繰り状況は、非常に厳しいものとなることが予想されます。そして、近い将来には、住宅ローンが払えなくなることが分かります。

       家族計画立てた旅行などで、月次の消費損益計算書がマイナスになる場合ではなくて、通常の家庭生活をしているのにマイナスになってしまう場合には、危険信号が出ていることになります。したがって、早急の改善が要求されます。

       住宅ローンの返済が、生活費の節約だけでは不可能なことが見込まれる場合には、できるだけ早い段階で借り入れをしている金融機関へ、返済期間の延長、ボーナス払いの減額など、返済額の総額は増えるかもしれませんが、支払方法の変更を相談に行くことです。

      そして、できるだけ、キャッシングだとか消費者金融など高金利のところからの借り入れは避けるようにすることです。一時的な資金繰りはできますが、半年から一年後には、必ず、家庭に大きな問題が生ずることになるでしょう。  

      まさに、不況による家庭の経営への影響を家庭決算書を利用して、できるだけ早く分析し、理解することが必要になっています。

     

 

 

            第94回 生活防衛を考える

 

もうすぐ夏のボーナスシーズンを迎えます。残念ながら、今回のボーナスは、100年に一度の戦後最悪といわれる経済により、かなり厳しいものとなりそうです。また、今年は昇給もほとんどなく、各種手当もカットされ、残業代も激減しています。
    
しかも、世界経済の回復のメドが立っていないため収入の減少  は一時的ではなく、給料の右肩上がりを期待することはできませ  ん。収入が減れば当然、生活費も減らさなければ貯蓄は減り続け  ることになります。

  そこで、生活防衛を考える必要があります。

  生活防衛というと、まず、ぜいたくをしなければ良いと考える  人が多いと思います。そして、「我が家ではぜいたくなんかして  いないし、贅沢するようなそんなお金はない」といって、贅沢し  ているという認識のない家庭が多いのではないでしょうか。 

  ぜいたくとは高額品を購入することだけではありません。家庭  の経営状況を理解せずに、比較的安く、お買い得な商品だからと  いって、欲しいものを購入し膨れ上がった家庭の消費状況をその  ままにしていることも、贅沢しているのと同じことです。消費満  足を維持し、合理的な消費を考え、家庭の無駄を省きスリム化す  ることが、贅沢をなくし、生活防衛につながっていくのです。

例えば、次のようなことをチェックしてみてはどうでしょうか。

・ ・都心など交通の便のよい地域に住んでいる場合には、自動車税、ガソリン代や駐車場代など維持費のかかる車を手放すことを考える。

・ ・携帯電話の料金は、会社によってかなり異なっているので、料金プランを見直してみる。

  新入社員の場合、若いうちに入った方が生命保険の保険料が安 いということで、内容をよく理解せずに契約する人がいますが、  扶養家族がいない新入社員の場合、慌てて生命保険に入る必要は  ありません。また、医療保険についても公的医療保険でカバーで  きる範囲は大きいので、よく検討してから保険に加入するように  した方が良い。

       子供のためだといって、本人が望まないのに、いくつもの習い事をさせるのは、子供にとって負担になるだけでなく、家庭にと  っても無駄な投資になってしまう。

・ ・子供が学校を卒業し、社会人になっている場合には、給料の一部を生活費として負担してもらうことを子供と話し合いをする。

・ ・カードを使いすぎて、支払い時に、カードローンなど金利の高い借り入れはできるだけしないような資金計画を立てるようにする。(金利の支払い分だけ、可処分所得が減少します)

・ ・今、マンションなどの家の購入を考えている人は、今後、住宅価格は下がる可能性があるので、焦って購入するのではなくて、頭  金の金額を増やす工夫をしたほうが良い。(預金の受取利息も付  きます)

   ・見えを張らないで、自分の身の丈にあった収入で買える範囲のものを買うというような、やりくりをする。

・ ・アクセサリーを直して使ったり、子供のときに着ていた服を直して使ったりして、1つのものを大事に使い続ける。

・ ・家族旅行に行くなど目標を作って、家族に家庭の財産状況を伝え、節約に励むのもモチベーションが上がる。

・ ・「貯蓄から投資」という言葉がもてはやされたが、現在のような経済情勢の中では、投資信託などリスクの高い資産運用は避けた  ほうが安全だし、元本保証をうたったうまい話などには注意する  必要があります。このような時は、金利は低いけれども貯蓄して、事態が好転するのを待ったほうが危険は少ないと言えます。また、金融機関が倒産する可能性もあるので、複数の銀行に小分けにして預金することも必要です。

        突然のリストラに備え、自分の興味のある資格を取ったり、 自治体などが実施している職業訓練を受けたりするなど、独立や  再就職に向けて知識を研鑽(けんさん)しておくことも必要です。

このような時代に、健全な家庭を維持していくためには、家庭決算書を分析し、家庭の無駄を省きスリム化することによって、生活防衛を考えていくことが必要だと思います。

そして、各家庭で状況は異なりますが、自分達に合った方法を考え、まずは、小さなことから、コツコツと、続けてみることが大切です。

 

 

 

第93回 お父さんのおこづかいと家庭経営

 

職場に手弁当を持参する“お父さん”の割合が5割を超え、幼稚園・保育園に通う子供を持つ男性(20−50代)のうち毎日(週5日)持参する人は3割に上っているという調査結果がでているようです。

例えば、「いままで市販の弁当を毎日注文していたので、食費がかなり浮く」、「給料から昼食代を引かれない(で済む)」などといったことが挙げられています。

また、前の晩の残り物を使ってバランスのとれた弁当を作るのに、朝の弁当作りを前提に夕食を作る習慣を付ければ、健康などその効果はさらに大きなものとなるはずだと、その効果がいろいろあげられています。

しかし、やはり手弁当の最大の理由は「昼食代の節約」です。一日500円の節約によって一カ月で約10,000円(500円×20日)の節約になります。この分を、貯蓄とか子供の教育費などほかの消費へ回すことができます。給料や賞与が減額されてしまう現在、いろいろな節約方法を考える必要があります。この結果、当然ですがお父さんのおこづかいは減額されることになるでしょう。

しかし、お父さんは一ヶ月30,000円のおこづかいを、食事代を含めて上手にやりくりしてきたのに、最初から10,000円減額されると工夫する余地は非常に小さくなってしまいます。

ここで、おこづかいの増加対策を考える前に、おこづかいの減額について、家庭全体の立場に立って考えてみる必要があります。

一般的に、家庭のご主人は、自分自身の生活状況についてまったく知識のない人が多いと思います。そして、家庭におけるお金の管理は、妻の仕事、女性の仕事だと考えている人が多いのではないでしょうか。

家庭の経営者は、家庭の財産がどのようになっているのか、家庭の消費損益がどのようになっているのかを見て、家庭全体の見地から、いかに家庭を健全なものにしていくかということが仕事なのです。

  そこで、つぎに減額されたおこづかいを家庭全体の見地から考えてみることにしましょう。

1、一年間で節約される金額の合計額

   10,000×12=120,000円

  これを家庭簿記で仕訳すると、次のようになります。

   左方(ひだりかた)    右方(みぎかた)

 現金120,000円 /消費(お小遣い)120,000円

 

  これは、財産対照表の資産の現金が120,000円増加し、消費損益計算書の消費が120,000円減少し、当期消費損益が120,000円増加したことを意味しています。

2、つぎに、この120,000円をいかに消費するかと言う        ことを考えます。

   消費には、現在の消費と将来の消費があります。現在の消費とは、例えば食料費、消耗品費、通信費など財やサービスを購入することです。また将来の消費とは、将来の消費に備えて投資をすることで、例えば、貯蓄をするとか株式や債権の購入などでお金を運用することです。

   120,000円を現在の消費に使ってしまえば、お金は残りません。一方、一年間我慢をして貯蓄をし、将来の消費に備えると言うこともできます。現在定期預金の金利は0.1%なのでほとんど利息は付きませんが、確実に正味財産は増加します。

    このように 家庭の経営者は、消費に対する意思決定をしなければなりません。

そして、消費したことに対する結果責任は、自分自身で負わな   ければならないということを認識しなければなりません。

この厳しい経済情勢の中で、健全な家庭生活を築くため、家庭の経営者として、自分自身のおこづかいと同様、新しい家庭経営について、何が必要なのか、何をすべきなのかについて考えて見てはどうでしょうか。

 

 

 

 第92回 家庭簿記を利用した家庭決算書の作成手順  

  家庭簿記(家庭用複式簿記)を利用して家庭決算書を作りますが、この家庭決算書を活用するのは、主に給与所得者です。

給与所得者とは、国や法人などに勤務して給与所得を得ている人、例えばビジネスパーソンなどを言い、労働の対価として、給料などの収入を得て家庭生活を送っています。給与所得者の家庭生活の中心は消費です。この消費とは、労働に対する対価として給料などの収入を得て、それを消費していくプロセスのことです。

消費活動

労働―――→収入(給料)―――→ 消費

   (対価)

消費活動のプロセスは、毎年、毎年、継続して繰り返されていきます。この消費活動を一年という期間を区切って、家庭の財産の状況と消費損益を計算する方法が、家庭簿記(家庭用複式簿記)です。

家庭簿記(家庭用複式簿記)を利用した家庭決算書の作成手順は、次のようになります。

.事 実 の 発 生

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   2.取 引 を 仕 訳 す る

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.仕訳を総勘定元帳にまとめる

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.試 算 表 を 作 る

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.決 算 整 理

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   6.精 算 表 を 作 る

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 7.家 庭 決 算 書 を 作 る

事実について

  ここで言う事実とは、取引の対象になる事実のことで、家庭の資産や負債が増加したり減少したりする場合の事実を意味します。

  例えば、学校に合格したとかおなかが痛いとか頭が痛いなどという事実は取引の対象にはなりません。しかし、学校に入学金を現金で支払ったとかお医者さんへ診察費を現金で支払った場合には、現金という資産が減少したので取引の対象になります。また、お茶碗などの消耗品を壊した場合も取引の対象にはなりません。お茶碗などの消耗品は、購入したときに取引の対象として(消耗品費として)すでに処理済だからです。このように、家庭簿記(家庭用複式簿記)で取引の対象となる事実とは、実際に資産や負債が増加したり減少したりした場合に発生する一切のものを言います。

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     家庭決算書の二つの報告書

      家庭簿記(家庭用複式簿記)では、一年後の決算によって、財産対照表と消費損益計算書という二つの報告書(家庭決算書)を作ります。その内容は、次のようになっています。

 (1)財産対照表

財産対照表は左方(ひだりかた)と右方(みぎかた)の2つに分かれていて、左方(ひだりかた)を資産といい、右方(みぎかた)は、負債と正味財産の2つに区分されています。

        

     財産対照表

左方(ひだりかた)

右 方(みぎかた)

 

資  産

  負  債

  正味財産

 

(2)消費損益計算書

消費損益計算書は左方(ひだりかた)と右方(みぎかた)の2つに分かれていて、左方(ひだりかた)を消費と言い、右方(みぎかた)を収入と言います。

 

             消費損益計算書

左方(ひだりかた)

右 方(みぎかた)

 

消  費

  収  入

 

 

第91回 「家庭決算書」のソフトを、初めてダウンロードされた方へ            

 「初めの財産対照表」作成についてアドバイス

家庭用会計ソフト「家庭決算書」を、ダウンロードすると、最初に開始月の選択をします。スタートに必ず必要なので、まず最初に入力してください。

そこには、次のように書かれています。

記帳を開始する月を選択してください。原則として1月からスタートしてください。その他の月を開始月に指定すると、それ以前の月はデータを入力することができなくなります。

 つぎに、家庭の財産を確定させます。

 ここには、家庭の財産のすべての科目について、金額を入力できるようにしてあります。そのために、初めての方は、すべての科目の金額を入力しなければ、始められないと思ってしまうかもしれません。しかし、このソフトは、ソフト利用開始後に、最初に戻って、科目の追加、訂正、削除が可能です。

したがって、現金と普通預金しか分からない方は、現金と普通預金の金額を入力して、他の科目の金額はすべて0(ゼロ)を入力して、最後まで進んでください。

現金は、手持ち現金の金額を入力してください。

普通預金は、口座を開いている銀行名と残高を入力してください。郵便局利用の場合は銀行名の欄に郵便局と入力してください。普通預金口座は最大30口座まで設定できます。普通預金口座が31口座以上ある場合は、銀行名をその他銀行などとして、残高合計を入力してください。残高がマイナスの場合も、マイナスのまま入力してください。

そして、このソフトに慣れてきたら、最初に戻って、順次、必要な科目の金額を入力してください。

また、もし、クレジットカードの未払金(銀行決済が済んでいないクレジットカード利用残高)がある場合には、カード未払金にカード会社別に、金額を入力してスタートされると良いでしょう。クレジットカードは30枚まで設定できます。クレジットカードが31枚以上ある場合は、カード会社名をその他カード会社などとして、未払金合計を入力してください。

 このソフトは、複式簿記の知識がない方が利用できるように工夫してあります。そして、使い慣れてくるとその良さが分かることと思います。

是非、継続して使われることをお勧めいたします。

 

 

  

   

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